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2008.09.05

手術したその日に噛めるインプラント  オール・オン・フォー

本日は、ノーベルバイオケアの営業スタッフと「オール・オン・フォー」インプラントシステムについて契約を行いました。

かなり前より研究、検討はしていたのですが、ポルトガルのDr.パウロ マロによって開発された このシステムが 日本人の小さな顎、薄い骨に対応できるのか暫く様子を見ておりました。

最近の学会において良好な予後発表を幾つか確認しましたので 松田歯科クリニックでも この度 オール・オン・フォー の導入に踏み切りました。

オール・オン・フォー とは、簡単に言えば 4本のインプラント体で全ての歯を作る ということでしょうか。 上顎は、下顎の骨より薄く 弱いので6本ほど必要になりますが。

総入れ歯や多数歯欠損の為に入れ歯をお使いの方で よく噛めない、痛い、違和感に耐えられない とお悩みの方は結構いらっしゃると思いますが、高齢の方、体力に自信の無い方は なかなか通常のインプラント治療には 踏み切れないものです。

そういう方に是非ご検討頂きたいシステムが オール・オン・フォーであります。

オール・オン・フォーのメリット

1 インプラント手術をしたその日に仮の歯で噛める

2 下顎では最小4本、上顎では約6本のインプラントですみ、本数が少なく 経済的。詳しくは松田歯科クリニックHP料金表を御覧下さい。

3 骨の移植、補填が無く、フラップレス(歯茎を切開しない)で肉体的に負担の少ない低侵  襲治療なので、高齢者にも適応できます

トレンドは、低侵襲(肉体への負担の少ない)即時荷重(手術したその日に噛める)、早期荷重(なるべく早く噛めるようにする)であるのは確かです。

松田歯科クリニックでは、まずはオール・オン・フォーから即時荷重を始めてみたいと思います。