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2008.10.06

完全なるオペ精度を目指して

本日は、お昼休みを利用してアイキャットの営業の方と 近々インプラントオペを予定している患者様 3名の画像解析やサージカルガイド設計の打ち合わせなどをしておりました。

下顎奥歯の骨が少ないケースは、最も慎重さが求められます。ミリ単位で正確なインプラント体埋入が要求されますので 3次元画像解析によって骨質や神経、血管の走行位置を確実に把握する必要があります。

また サージカルガイドと呼ばれる ドリルの誘導路模型を作製したり、サージカルドリルを作製して可能な限り 誤差の無いオペをする必要があります。

     3次元画像解析             

CT 撮影や画像解析、サージカルガイド作製は 追加費用が掛かりますので なかなか患者様にもお願いし辛いのですが、安全、且つ 正確なオペの為に 是非ともご利用して頂ければと思っております。

私にとっては 本日もいつもと変わらない平穏且つ多忙な一日が過ぎたのですが、世界的な金融危機はいよいよ制御不能の状態になってきたようです。 

世界不況が何処まで深刻になるのかは誰にも分かりません。あまりの複雑さゆえにどの程度の損失があるのかも正確には誰も把握できていません。

暫く厳しい状況は続くでしょうが、最もダメージが少なく、最も立ち直りが早いのは 日本になるのは確かだと思っています。

そして世界のリスクマネーは、再び日本に向かってくることになるでしょう。

パックスジャポニカ 陽はまた昇る。 希望を捨てずに頑張りましょう。

世界が少し落ち着いてきたら ドゥバイのバベルの塔を観に行くのもいいかもしれません。多分今回の世界バブル崩壊の象徴になるでしょうから。