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2008.08.04

コラーゲン マジック

「お肌にコラーゲン」 美容は、女性の方には とても興味の有る話題ですよね。男性の私もいつも若々しくありたいと思っております。

私の目標のひとつは 「歯科と美容外科のコラボレーション」を現在よりも更に進めることであります。

私は、足立方面にある 某美容皮膚科の先生と知り合いなので この分野 結構詳しいです。

「東京形成」の奥寺先生は、美容外科分野に非常に熱心な方で あの「高須クリニック」の高須先生とも お知り合いのようです。  高須先生、本当に若くなられましたよね。

皺が無くなり、肌にハリがあると 本当に若々しく感じられるものです。

私は、ダイオードレーザー、フォトフェイシャルしか試したことはないのですが、近い将来 自らの歯肉線維芽細胞を増殖して貰い、究極の皺取り実験をやってみたいと思っております。

コラーゲンが重要なのは、皮膚だけではありません。骨の再生においても非常に重要な役割をしています。

骨は,主にアパタイト(リン酸カルシウムの一種)とコラーゲンが、規則的に配列した構造をしております。

従いまして インプラント治療における 骨を再生させる足場=土台(スキャフォルド)としては、アパタイト系のものとコラーゲンのスポンジ などが現在 使用されています。

両方のいいとこ取りのようなアパタイトファイバーなども開発されています。

このコラーゲンやアパタイト系スキャフォルドに 骨誘導タンパク質であるBMP2を含ませた商品の開発も進んでいますが、更にBMP-2の徐放化スピードまでコントロールできるようなDDS(ドラッグデリバリーシステム)となれば完璧と言えるでしょう。

早くこんな商品が患者様に利用できるようになればいいですね。骨量が今よりも確実に早く増えるようになれば、もっと楽チンにオペができますし、今よりも更に早く噛めるようになるのですから。

それまでは 現時点で最善といえるGEM21で頑張るしかありません。

GEM21、非常に素晴らしい治療効果を示しております。 

松田歯科クリニックでは、骨粗鬆症ケースでも成功させています。

コラーゲンは、インプラントの時だけでなく、将来 インプラントを予定している場所の抜歯を行う時にも利用されています。

何故ならば 抜いたところにコラーゲンを入れておくと骨の再生が早いのです。 

申し訳ありませんが、こちらも保険治療ではできません。 コラーゲンはとても高いのです。

再生医療は日々進化を遂げています。私は歯科と美容外科の視点から期待を込めて 今後も見守っていきたいと思っています。