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2007.10.09

歯周病と全身疾患

通常 血管内には細菌は存在しません。しかし皮膚、口の中、歯ぐき(歯を磨くなどの日常的な行為による出血も含む)などに傷ができると、少量の細菌が血流に侵入できるようになります。

歯槽膿漏がひどくて 日常的に歯ぐきからの出血を繰り返している方は、それだけ全身に細菌が回るリスクがあるわけです。

歯周病菌は様々な全身疾患に関係があることが分かってきました

【心臓病】

抜歯時と同じように、血液中にまぎれこんだ歯周病菌が細菌性心内膜炎を起こすことが最近わかってきました

重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血の固まり)ができやすくなるため、動脈硬化を招き、狭心症や更に進行すると心筋梗塞を引き起こすことがあります。

また心臓の内側にある心内膜の炎症を引き起こし、細菌性心内膜炎になる場合もあります。

歯周病菌の中でも特にアクチノバシルス・アクチノマイセテムコミタンスという菌がこの心内膜炎を引き起こす危険性があると報告されています。

【肺炎】

歯周病菌が肺に感染し肺炎になることがあります。

【糖尿病】

歯周病が糖尿病を引き起こすだけでなく、糖尿病の患者様が歯周病にかかっていると血糖コントロールが難しくなり、さらに悪化してしまう可能性があります。

【早産】

歯周病菌による口内の炎症が胎児の成長に影響し早産を引き起こすことがあります。歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦と比べて、早産や未熟児を出産する確率が7倍にもなるといわれています。

その他にも 胃炎・胃潰瘍、誤嚥性肺炎、皮膚炎 などにも歯周病菌が関係しているといわれています。

歯槽膿漏(歯周病)は、とても怖い病気だということが理解できたと思います。

そして我々歯医者さんも 歯ぐきが腫れて出血している患者様に対して無闇に歯石を取ったり、ブラッシングの励行を勧めて細菌が全身に回るのを助長させるような行為は慎むべきだと思っています。

松田歯科クリニックにおいては、まず 飲むお薬で歯槽膿漏を治す 歯周内科治療から始めることをお勧めします。歯ぐきの腫れの改善、歯周病菌の除菌において素晴らしい効果を実現しています。

本当に同じ患者様なんだろうか? と思うくらい歯垢も少なくなり、歯ぐきも綺麗なピンク色に改善されてきています。

なかなか歯槽膿漏が治らない方、出血のひどい方 歯周内科治療を是非 御検討下さい。

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