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2012.07.25

歯科診療におけるアンチエージング(プラセンタ編)

先日の日曜日は、 矯正治療のスタディーグループ 「オルソ2001」 の勉強会の為に 朝から「赤羽会館」に行っておりました。

歯科診療におけるアンチエージング(プラセンタ編)1

朝から 御高齢の方々が 沢山 会館ロビーに いらっしゃるので 何事か と思ったら  唄や踊りの練習を行う 倶楽部のようなものが 沢山あるのですね。

皆さん 本当に 水を得た魚の如く 生き生きとしていらっしゃいました。

人は誰しも いつまでも若々しく  そして 元気でありたい と願うものですよね。  表面的な若返りは 勿論ですが、細胞レベルで 若返ることができたら いいですねぇー。  

そういう意味で 再生医療に期するものは とても大きいわけです。

少し難しくなりますが、 再生医療のベースとなる 幹細胞は 大きく3種類に分けられます。

一つは 「胚性幹細胞」で 人の萌芽期の幹細胞(ES細胞) や EG細胞が挙げられます。全能性幹細胞の可能性がありますが、 生命倫理上 再生医療に用いることができないものです。

二つ目は 「体性幹細胞」で 生命倫理上の規制は ES細胞よりは 緩和されます。   採取する臓器は 骨髄液、末梢血、脂肪、皮膚など 各種臓器から可能でありますが、 ここで 注目すべきは 臍帯血由来の幹細胞です。

臍帯血の幹細胞も 体性幹細胞に属しますが、他の臓器由来の幹細胞に比して 発生学的に当然ながら 最も若い幹細胞であるわけです。  

その幼若さ故に 臍帯血中の Tリンパ球(サイトカインの産生などにより、 免疫系統全般のコントロールを行います) は、 抗体認識能力が未熟であり、 HLA(ヒト白血球型抗原) が完全一致をみなくとも GVHD(移植片対宿主病)が 重症化しにくいわけです。

 
臍帯血に存在する 造血幹細胞は、白血病などの難治性血液疾患に用いられていることは よく知られていますが、 造血幹細胞のみならず 間葉系幹細胞 や 神経細胞、肝細胞、上皮細胞 などへの前駆細胞 の存在の可能性も予測されており、 今後 再生医療の発展に大きく寄与することになりそうです。

受精卵は、 胎児、胎盤(プラセンタ)、臍帯(へその緒)  に分化するわけですが、 以前 お話した 胎盤のみならず 臍帯にも 大きな可能性が秘められているようです。
 

そして 三つ目は、2006年に京都大学の山中伸弥教授らによって マウスの繊維芽細胞から 初めて作られた ips細胞(人工多能性幹細胞) です。 受精卵を利用するES細胞とは異なり、 分化した体細胞に 数種類の遺伝子を利用することで 未分化な分化万能細胞に リプログラミングされたものなので倫理的な問題が殆ど存在しません。 

その為 再生医療の発展のために 大きな期待が寄せられているわけです。 

ips細胞由来の 再生医療には まだまだ時間が掛かる部分が大いにあると思われますが、 私達は 胎盤や臍帯の可能性にも 大いに期待するところであります。

私は 最近 プラセンタカプセルを飲み始めました。 まだ 2週間ほどしか経っていないので 詐欺紛いの夢のような お話をするつもりは毛頭ありませんが、 少し 自分の体に変化を感じているのは事実であります。

洗脳に因るプラシーボ でないことを確認するため 今後も飲み続けて 自分の体に問いかけていくつもりです。

HP 新着情報 にも書いてあるのですが、  当院では、プラセンタ サプリメント(メルスモン ピュアカプセル 1カ月分  120カプセル 14700円) 、 プラセンタ 口中ジェル( CL line 1890円) の販売 を始めました。
どちらも 全国の対応クリニックで販売されている 非常に信頼性の高いプラセンタです。 

歯科診療におけるアンチエージング(プラセンタ編)2

CL line は 歯科医院 専売です。 美容、慢性疲労、婦人科系症状、 歯周病 などに効果が認められております。 現在 私は 両方とも使用しております。 

もし ご興味のある方が いらっしゃいましたら 受付まで お尋ねください。 

さて 歯科の分野からも 若返りについて 少しばかりお話ししようと思います。

昔から 「よく噛んで食べなさい」と言われますが、 それは内臓の負担を軽減するばかりでなく、 若返りにも少しばかり関係しているんです。

唾液腺には 「パロチン」という若返りホルモンが含まれていて 骨や歯の再石灰化や 皮膚の代謝を活発にしてシミやシワを防ぐ 力を持っているんです。

歯のない人は インプラントをして よく噛めるように!  などと野暮なことは言いません。   もっとも パロチンが多く含まれている 耳下腺のマッサージを 日常的に 心掛けてみれば 如何でしょうか。 

私は 所属する「東京形成歯科研究会」で 昔 耳下腺マッサージの実習を受けたことがありますが、 私が 患者様にマッサージ してあげる ということは 其処には当然 料金が発生してしまいますので  どうか 御自分で 勉強されて下さい。 そっちは タダですからね。 

    オフコース 「愛の唄」

ちょっと前に やっつけ仕事で 作成してしまった 少し悔いの残る動画です。 よかったら御覧下さい。      

いつもまで 若くあるためには 愛も必要ですかね?