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2007.12.16

歯周内科治療 と プロバイオティクス

プロバイオティクス(Probiotics) とは、抗生物質(Antibiotics)に対比される言葉で、自然治癒力、免疫力を高めてくれる微生物やそれを増やす物質のことを表わします。

このように書くと 抗生物質を使用する歯周内科治療 とプロバイオティクス は相反する考え方のようでありますが、松田歯科クリニックでは両者の共存は可能との認識で歯周病の治療を行っています。

歯茎の腫れ、出血などの症状に対して 歯周内科治療は劇的な効果がありますが、その後の継続性には 患者様の協力も不可欠となります。

歯周内科治療のアフターケアとして 松田歯科クリニックで販売しているペリオバスター(天然成分のみで構成されており、アロエ、ヨモギ、檜、人参、海藻などを分子レベルまでクラスター化した活性イオン水でボトリングしています)によるブラッシング や 定期的な歯科検診による歯のクリーニング などが患者様に協力して頂きたいことです。

それからもうひとつ、プロバイオティクスの考えも頭の隅に置いて頂ければと思います。

乳酸菌LS1(Lactbaciiius Salivarius T12711)株は歯周病としてもっとも病原性が高いPorphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバーリス)と、むし歯菌のStreptococcus mutans(ミュータンス菌)に対する有効性が報告されています。

口腔内にも腸内細菌と同様に善玉菌と悪玉菌、日和見菌(善玉菌が多い時はおとなしく、悪玉菌が増えると有害な作用を及ぼすことがあります。また免疫力が低下すると日和見感染により、肺炎などの全身疾患リスクとなります)が存在しています。

歯周内科治療のアフターケアとして ペリオバスターブラッシングとプロバイオティクスを心掛けてみて下さい。

プロバイオティクス商品は 現在幾つか存在しています。詳しくは左フリーページ(プロバイオティクス商品群)にて