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2007.09.09

新庄とラミネートベニアとホワイトニングと

ホワイトニングを希望する患者様からよく聞かれるのは 「新庄のようになるのですか?」ということですね。 「新庄のようになりたいのですか?」と逆に私が尋ねますと大体の患者様は「いやー あそこまではいいのだけれど」 とおっしゃいます。

少しばかり 気になったもので 新庄について調べてみました。そして下記のような内容をスポーツ新聞に発見しました。

 新庄は、阪神在籍時の96年12月、総経費500万円の「口内大改造」に着手。旧知の歯科医院を借り切り状態にして、1日6時間で計4回の治療を行った。12本の上の歯は1度削ってセラミックをはめる手術を施すなど、歯並びを矯正した上で純白にリニューアル。奥歯は通常の10倍近い1個50万円の高級な金歯を7個埋め込んだ。むし歯になりがちで「ボロボロだった」という前歯は、歯並びも悪くかみ合わせが不十分で、胃腸の調子にまで悪影響があった。術後は「真っ白でしょ。上は全部直したんです ・・・ 北海道日刊スポーツより

なるほど 新庄さんの前歯は 表面を薄く削ってセラミックを貼り付ける ラミネートベニア という手法だったのですね。 因みに 当松田歯科クリニックでは1本 8万円でやってます。

1個50万円の金歯 というのは 同業者からみても凄いな と思いますが、バブル時代にはダイヤモンドを持参して「歯に埋め込んで欲しい」と希望した患者様がいたのを思い出しました。

ホワイトニングではどうしても白くできない歯の内側からの着色には、セラミックが最も有効ですが、虫歯じゃないし あまり自分の歯を削りたくない という場合 、歯を削る量を最小限にするラミネートベニアはファーストチョイスかもしれませんね。